適応障害の症状をチェックしよう~医師やカウンセラーの力を借りる~

ストレス社会が原因の病気

男の人

色々な症状とその特徴

現代はストレス社会といわれています。仕事上のこと、人間関係、家族内の問題などなど様々な局面でストレスになるような環境があります。また人間は生きていく以上、ストレスから逃れることはできない生き物でもあります。生まれつきストレスに強い人もいれば、ほんの少しのストレスでも不調をきたす人もいます。このような誰にでもあるストレスを上手に処理できない場合、色々な症状が出ます。このような症状を適応障害といいます。適応障害とはストレスによって精神的ダメージを受けた状態のことですが、症状としては主に4つに分けられます。まず、不安症状を引き起こす場合です。不安感が常にわき起こり、それによって恐怖感が増幅されて動悸が激しくなったり、吐き気などの身体症状も引き起こします。うつ症状を引き起こす場合もあります。理由もなく憂鬱になったり、喪失感や絶望感を抱いて急に涙もろくなったりします。また問題行動を引き起こすこともあります。勤務先を休むようになったり、お酒を急に飲み過ぎたり、意味もなくケンカをしたりします。年齢や社会的地位とは不相応な行動をとったりします。身体的症状を発症するのも適応障害の特徴です。頭痛や倦怠感、腰痛や背中の痛み、腹痛などの症状が出ることもあります。子どもの場合でも適応障害を起こすことがあり、その場合は指しゃぶりや赤ちゃん言葉を使ったりして赤ちゃん返りが見られます。うつ病などとの違いは、ストレスから離れると症状が改善することです。仕事がストレスの場合、休日などには改善することがあります。

環境変化による影響と治療

仕事などで疲労が重なるとストレス疲れで色々な自覚症状が出ます。その時に適応障害かどうかを判断できるセルフチェックの方法があります。ただし適応障害には個人差があるので、チェックの結果が全てというわけではないので注意が必要です。もしチェックの結果が不安になったら、医師の診察を受けた方が安心できます。チェックする場合、日常生活に支障をきたすレベルかどうかが重要になります。例えば朝起きられなくて会社を欠勤してしまうなどのケースです。1日や2日なら誰にでもあることですが、1週間その状態が続く場合には明らかに日常生活に支障が出ているので適応障害の可能性が高くなります。また無理して会社に行こうとすると吐き気やめまいや頭痛がするといった症状が出る場合も、要注意です。会社での会議中に普段の自分からは考えられないような発言をしたり、攻撃的な態度に出る場合も適応障害の可能性があります。適応障害を発症するきっかけとなるのが環境変化です。体調がおかしくなったり、普段とは違う言動が出たりする場合、環境の変化があったかどうかをチェックすることで判断できます。引越しや転勤、出産や就職など大きな環境変化があった場合は要注意です。適応障害では、環境の変化があってから3ヶ月以内に症状が出た場合を1つのチェック基準にしています。治療法としてはストレスとなっている原因を取り除くことが重要になります。例えば職場の異動が原因の場合、元の職場に戻すなどの対応です。またカウンセリングによってストレスに対する適応力を高める治療も行われます。